産能大通信に通う社会人学生のためのスクーリングレビューです!どの科目が良いか迷っている方は参考にどうぞ!
専門教育科目の『 人材マネジメント論 』に、実際に参加した感想はこちら
人的資源管理(HRM)の概要と採用→育成など人事担当者が学ぶべき内容から、上司としてのリーダーシップのあり方&部下にモチベーションUPさせる方法などマネージャーとしての在り方も学べるので、既に管理職の方や、マネージャーを目指す方に最適です。
この科目に興味のある方はこちらを参考にしてみてください!
『 人材マネジメント論 』のスクーリング情報
科目名 | 人材マネジメント論 ( テキスト:HRM Essence ) |
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担当講師 | 溝井 伸彰 先生 ( 著書:なぜか上手くいく社長の、「失敗しない」しくみ―大振りで狙う勝ちより負けをなくす経営 困難突破マニュアル ![]() ![]() ![]() |
事前学習 | 不要 |
グループワーク | あり(個人ワーク後ディスカッション) |
最終試験 難易度 | 普通(客観式問題多め) |
『 人材マネジメント論 』のスクーリング概要
このスクーリングで学ぶおおまかな内容はこちら
シラバスⅡには時間割ごとの内容が詳しく掲載されていますので、そちらも参考にしてみてください
- OJTや今話題のコーチング&メンタリングの手法について学び、組織や個人がどのように成長していけば良いか
- リーダシップの在り方と集団のマネジメント&個人行動について学び、モチベーションUPさせるコツ
- これからの人材マネジメントはどうあるべきか
そもそもスクーリングって参加するべき?産能大のスクーリングってどう?などの情報を知りたい方はこちら
こんにちは、ねこおです大人になってから友達作るのって難しすぎないですかっ!?ほんと、切実な悩みですよね。。。産業能率大学に入学しスクーリングに参加しても友達ができるかどうかはあなた次第ですが、スクーリング[…]
ディスカッション形式のグループワーク
この『 人材マネジメント論 』では、上司と部下のコミュニケーションがうまくいっていない組織のケースを元に個人ワークを行い、その後数人のチームに分かれディスカッション形式のグループワークを行いました
ケースの内容はネタバレになってしまうので紹介しませんが、登場人物1人1人の主観を読み解きこの組織の問題点と解決策を導き出すというものです
おかれた立場や環境の違いが、客観的にするべき個人への評価にこんなに影響するんだ!ということを再認識できましたし、これが実際に、世の中の色々な組織の中で起こっている現実なんだ!と思うと面白かったですね~
このグループワークは短めにさくっと終わりましたが、スクーリングの冒頭に行ったので、そのあとの学習部分で上司と部下両方の立場から考えるクセがついて良かったです
『 人材マネジメント論 』に参加した個人的な感想
テキストの内容に沿って進むので、スクーリング前に一読しておくと理解が早いかもしれません
先生作成のプリントの内容をそのままプロジェクターで映すので、視覚的にも大事な部分がわかりやすく、具体例や補足説明などはプリントに書き込んでました
個人的に面白かったのは、日大のアメフト部や電通社員の事件などに代表される組織文化の逆機能の1つであるグループシンク(集団浅慮)のはなしがタイムリーでとても心に残りました
グループシンクとはWikipediaには以下のように記されています
集団思考(しゅうだんしこう、英: groupthink)とは、集団で合議を行う場合に不合理あるいは危険な意思決定が容認されること、あるいはそれにつながる意思決定パターン。そのまま「グループシンク」ということもある。集団浅慮と訳されることもある。
また、組織が新人に対して行うコーチングとメンタリングのはなしが興味深かったです
新人さんが馴染むまで一定期間継続して支援をすることが、早期の離脱を防ぐとあって、「 会社もゲームも一緒だなー 」と思いました!笑
他にも、自分の感情をコントロールする方法としてREBTのセルフヘルプフォームというものを紹介していて、論理的にネガティブな感情を修正する認知行動療法の1つだそうです
REBTとはWikipediaには以下のように記されています
論理療法(ろんりりょうほう、英語: rational therapy)とは、アルバート・エリス(Albert Ellis)が1955年に提唱した心理療法で、心理的問題や生理的反応は、出来事や刺激そのものではなく、それをどのように受け取ったかという認知を媒介として生じるとして、論理的(rational、あるいは合理的)な思考が心理に影響を及ぼすことを重視している[1]。1990年代より名称が変わり、邦訳では理性感情行動療法(英語: Rational emotive behavior therapy ; REBT)などと呼ばれる
このスクーリングは人材マネジメント論の情報がぎゅっとつまっていて内容の濃いものでしたが、さらに詳しく勉強したい!という方には、以下の参考文献での事後学習もおすすめされています
- 中原 淳 / 荒木 淳子 他 『 企業内人材育成入門ー人を育てる心理・教育学の基本理論を学ぶ
』
- 金井 壽宏 『 働く人のためのキャリア・デザイン
』
スクーリングを終えて思ったこと
今回、『 人材マネジメント論 』という科目のスクーリングについての感想をまとめました
わたしは所謂コンティジェンシー・ワーカー(正社員でない労働者)ですが、将来はプレイヤーではなくマネジメント側にいきたいと考えています
マネジメントする側の人間が、どのようなことを意識していないといけないかということが良くわかりましたし、今まで知らなかった概念や手法もたくさん学ぶことができました
また、マネジメントに興味がある人だけでなく、プレイヤーとしてバリバリ働きたい人も知っておいて損はない内容だと思います